【二字熟語】
拝受
【読み方】
はいじゅ
【意味】
受けることの謙譲語。
【語源・由来】
「拝」は「自分の動作に添える謙譲語。」
【類義語】
振起、受け取り、受領、査収
【対義語】
拝辞
拝受(はいじゅ)の使い方
健太くんどこに行くの?
神社に行くんだよ。
お参りしたいことがあるの?
御朱印を拝受しに行くんだよ。一緒に行こうよ。
拝受(はいじゅ)の例文
- お手紙拝受いたしました。
- 当社製品についての問い合わせメールを拝受いたしました。
- 免許皆伝を拝受した。
- 王様から密命を拝受しました。
- 勲章を拝受しました。
「拝受」と「受領 」の違いは?
「拝受」に似ている語に「受領」があります。
「受領」の意味は
①受けおさめること。受けること。領収。(例:受領書。)
②江戸時代。優秀と認められた職人や芸人が、国名を付した一種の官位を名乗ることを許されること。
「拝受」は受けるという意味ですが、「自分の動作に添える謙譲語」の「拝」が含まれることから謙譲語として使われます。「拝受しました。」という表現で、目上の人に対して使います。
「受領」も受けることを意味しますが、敬意は含まれていません。「拝受」よりも気楽な言葉で、日常生活で使われます。部費・会費などのお金を受け取ったことを「受領する」といいます。
また、ビジネスの場面でも「確かに受領いたしました。」という表現で使うことができます。
「拝受」は何かを受け取ることの謙譲語、「受領」は物や金銭を受け取ることをいいます。