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「廃絶」の意味と使い方や例文!「根絶」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
廃絶

【読み方】
はいぜつ

【意味】
すたれてなくなること。また、廃止してなくすこと。

【語源・由来】
「廃」は「くずれて使えなくなる。すたれてだめになる。不用のものとしてやめにする。」
「絶」は「途中でたち切る。連続しているものや関係が切れる。」

【類義語】
廃止

廃絶(はいぜつ)の使い方

健太
核兵器の廃絶を訴えているのに無くならないね。
ともこ
必要としている人がいるんでしょうね。
健太
核兵器を必要としている人なんているの?
ともこ
核兵器で儲けている人や核兵器を必要悪と考えている人がいるのよ。

廃絶(はいぜつ)の例文

  1. その家系は七代で廃絶した。
  2. 原子力発電所の廃絶を訴える。
  3. 当主が急逝し、その家は廃絶することになった。
  4. 江戸時代初期に窯が開かれたが、現在では廃絶している。
  5. 廃絶していった儀式は多い。

「廃絶」と「根絶」の違いは?

廃絶」に似ている語に「根絶(こんぜつ)」があります。

根絶」は、「悪弊などを根本から徹底的に絶やすこと。ねだやし。」という意味です。

根絶」は、害をなすものが二度と現れないように、根本からなくしてしまうことをいいます。

対して「廃絶」は、制度などを廃止してなくすという意味で使います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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