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「弊風」の意味と使い方や例文!(類義語・対義語)

【二字熟語】
弊風

【読み方】
へいふう

【意味】
悪い風俗や習慣。悪習。

【語源・由来】
「弊」は「よくない。害になる。」
「風」は「人々に影響を与えてなびかせること。感化力。また、習わしや様式。」

【類義語】
悪風、悪習、悪弊、弊習、陋習

【対義語】
良風、美風、醇風

弊風(へいふう)の使い方

健太
PTAという組織は弊風だと思うんだよね。
ともこ
強制、強要、絶対出席が当たり前だもんね。
健太
何のための組織か分からなくなってきてるよね。
ともこ
子供や仕事をないがしろにしていたら本末転倒よね。

弊風(へいふう)の例文

  1. 社会人になった健太くんは、世の弊風に染まってしまった。
  2. 奴隷制度は弊風だと声を上げたことで、自身が差別の対象になった。
  3. 新しい時代に向けて、旧態依然とした弊風を打ち破る。
  4. 士農工商の身分制度が撤廃されたが、士は高きにあり農をいやしめるという弊風が払拭されたわけではない。
  5. 官僚の天下りという弊風を根絶したい。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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