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「平素」の意味と使い方や例文!「日頃」との使い分けは?(類義語)

【二字熟語】
平素

【読み方】
へいそ

【意味】
ふだん。つね日ごろ。副詞的にも用いる。

【語源・由来】
「平」は「特別の事のないこと。ふだん。普通。」
「素」は「もとからの。ふだんの。」

【類義語】
常時、普段、日常、平生

平素(へいそ)の使い方

ともこ
健太くん。手紙を書いているの?
健太
うん。あまり会いに行けない上に、長い間手紙を送っていない恩師に、平素のご無沙汰をおわび申し上げますって書いたんだ。
ともこ
会いに行けばいいのに。
健太
うーん。手紙を直接持っていこうかな。

平素(へいそ)の例文

  1. 平素は静かな町なんです。
  2. 平素お世話になっている。
  3. 平素の努力が実を結ぶ。
  4. 健太くんは、平素はあまり目だない子ですよ。
  5. 平素の点検を怠った。

「平素」と「日頃」の使い分けは?

平素」に似ている語に「日頃(ひごろ)」があります。

日頃」は、
(副詞的にも用いる)
①ふだん。平生 (へいぜい) 。つねひごろ。
②ある程度の日数。数日。
③このごろ。近ごろ。数日来。

という意味です。

平素」も「日頃」も、ふだんという意味です。

しかし、「日頃」は、ある程度続いている日というニュアンスで使います。

対して「平素」は、特別なことがないというニュアンスがある点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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