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「補欠」の意味と使い方や例文!「補欠合格」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
補欠

「補闕」とも書く。
【読み方】
ほけつ

【意味】
①欠けたり足りなくなったりした部分を補うこと。また、そのための予備の人員。
②薫物 (たきもの) の一種。沈香 (じんこう) ・丁字香 (ちょうじこう) ・甲香・鬱金香 (うこんこう) などを練り合わせたもの。

【語源・由来】
「補」は「欠けた所をつぎ足してうめる。足りない所をおぎなう。」
「欠」は「欠けている所。」

【類義語】
候補、代理

【対義語】
レギュラー、正式

補欠(ほけつ)の使い方

ともこ
あれ。なんで選挙活動が行われているの?
健太
議員が一身上の都合で辞めたから、補欠選挙をしているんだよ。
ともこ
一身上の都合って、何をしでかしたのかしらね。
健太
公にできないことだろうね。

補欠(ほけつ)の例文

  1. 定員に欠員があったため、補欠募集を行った。
  2. 東京都は層が厚く、補欠選手は他県ではレギュラーになることができる実力だ。
  3. 三年生を補欠にして一年生を出場させたことに批判が出た。
  4. 高野連のセンバツ選考で、準優勝校が補欠になり物議を醸した。
  5. 三年間の競技生活は、補欠としてベンチを温めて終わった。

「補欠合格」とは?

補欠」を用いた表現の一つに「補欠合格(ほけつごうかく)」があります。

補欠合格」とは、入学試験の正規合格者の中から入学辞退者が生じた際に、欠員をおぎなうために、合格になる候補者となった生徒のことをいいます。

合格とは異なり、今後合格となる可能性がある状態のことを表します。