【二字熟語】
本場
【読み方】
ほんば
【意味】
①ある物事が本式に行われる場所。また、盛んに行われている所。
②ある物の本来の産地。また、主要・有名な産地。
③取引所で、午前中の立ち会い。前場 (ぜんば) 。
【語源・由来】
「本」は「正式の。本当の。」
「場」は「ば。」
【類義語】
産地、原産地
本場(ほんば)の使い方
ハリウッドに行きたいなあ。
映画の本場ね。ハリウッド俳優になりたいの?
ハリウッド俳優に会いたいんだよ。
ハリウッドに行ったからって会えるわけじゃないと思うわ。
本場(ほんば)の例文
- で、まづ我々詩人が、詩の生存態をハツキリと掴むことが問題であると思ふ。それにはその本場の作品を、読むことよりほかには手がないと思はれる。(中原中也、詩と其の伝統)
- やっぱり本場物のキムチは辛さとコクが違う。
- 彼はアメリカ育ちなので、本場仕込みの英語です。
- 京都は西陣織の本場です。
- 本場の讃岐うどんが食べたくて、わざわざ香川まで来た。
「本場の味」とは?
「本場」を用いた表現の一つに「本場の味(ほんばのあじ)」があります。
「本場の味」の「味」とは、「舌の味覚神経が飲食物に触れたときの感じ。甘味・酸味などや温度の総合した感じ。」という意味です。
「本場の味」とは、「ある物の本来の産地の味。主要・有名な産地の味。」という意味です。
【例文】
- これは本場の味をとことん追求して再現したものです。
- 中華街では、本場の味を手軽に楽しむことができます。
- お取り寄せで、家に居ながら本場の味を堪能することができます。