【二字熟語】
補佐
「輔佐」とも書く。
【読み方】ほさ
【意味】
人をたすけて、その務めを果たさせること。また、その役にある人。
【語源・由来】
「補」は(「輔 (ほ) 」の代用字)そばで力を添えて助ける。
「佐」は「わきで支え助ける。」
【類義語】
支援、補助、荷担
【対義語】
妨害、主任
補佐(ほさ)の使い方
今日から私が生徒会長よ。
ともこちゃんが、生徒会長の任務に専念できるよう補佐するよ。
健太くんの補佐は、足を引っ張られそう。
そんなことはないよ。全身全霊で補佐するよ。
補佐(ほさ)の例文
- 会長を補佐するのが私の役目です。
- 彼は、今度の人事異動で、課長補佐に昇進しました。
- 引退後、コーチ補佐に就任して、プロの指導者としての道を歩む。
- 健太くんは補佐役として、一切役に立たなかった。
- 無能な彼が結果を出しているのは、有能な部下が補佐しているからに違いない。
「補佐」と「補助」の違いは?
「補佐」に似ている語に「補助(ほじょ)」があります。
「補助」とは、
①不足しているところを補い助けること。また、その助けとなるもの。
②法律で、被補助人の重要な法律行為を補助人が助けること。
という意味です。
「補佐」も「補助」も、たすけるという意味があります。
しかし「補佐」は、務めを果たさせるために、その人をたすけるという意味です。
対して「補助」は、人だけでなく、幅広く不足しているものを補い、たすける意味で使われます。