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「補佐」の意味と使い方や例文!「補助」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
補佐

「輔佐」とも書く。
【読み方】
ほさ

【意味】
人をたすけて、その務めを果たさせること。また、その役にある人。

【語源・由来】
「補」は(「輔 (ほ) 」の代用字)そばで力を添えて助ける。
「佐」は「わきで支え助ける。」

【類義語】
支援、補助、荷担

【対義語】
妨害、主任

補佐(ほさ)の使い方

ともこ
今日から私が生徒会長よ。
健太
ともこちゃんが、生徒会長の任務に専念できるよう補佐するよ。
ともこ
健太くんの補佐は、足を引っ張られそう。
健太
そんなことはないよ。全身全霊で補佐するよ。

補佐(ほさ)の例文

  1. 会長を補佐するのが私の役目です。
  2. 彼は、今度の人事異動で、課長補佐に昇進しました。
  3. 引退後、コーチ補佐に就任して、プロの指導者としての道を歩む。
  4. 健太くんは補佐役として、一切役に立たなかった。
  5. 無能な彼が結果を出しているのは、有能な部下が補佐しているからに違いない。

「補佐」と「補助」の違いは?

補佐」に似ている語に「補助(ほじょ)」があります。

補助」とは、
①不足しているところを補い助けること。また、その助けとなるもの。
②法律で、被補助人の重要な法律行為を補助人が助けること。

という意味です。

補佐」も「補助」も、たすけるという意味があります。

しかし「補佐」は、務めを果たさせるために、その人をたすけるという意味です。

対して「補助」は、人だけでなく、幅広く不足しているものを補い、たすける意味で使われます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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