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「豊潤」の意味と使い方や例文!「芳醇」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
豊潤

【読み方】
ほうじゅん

【意味】
豊かで、うるおいのあること。また、そのさま。

【語源・由来】
「豊」は「 たっぷりとある。ゆたか。ふくよか。」
「潤」は「うるおう。うるおす。水分をふくむ。」

【類義語】
潤沢、豊沃

【対義語】
枯渇

豊潤(ほうじゅん)の使い方

健太
音楽室から豊潤な音色が聴こえてくるよ。
ともこ
私のクラスの子が毎朝ピアノの練習をしているのよ。
健太
とても上手だね。
ともこ
コンクールで入賞する腕前だからね。

豊潤(ほうじゅん)の例文

  1. 秋の夜長に豊潤な音色を楽しむ。
  2. この国は豊潤でとても美しい国です。
  3. 豊潤な酒を口に含み、香りを楽しむ。
  4. 豊潤な田園地帯が広がっている。
  5. その熟成ステーキは豊潤な味わいでした。

「豊潤」と「芳醇」の違いは?

豊潤」と同じ読み方の語に「芳醇(ほうじゅん)」があります。

芳醇」は「芳醇な珈琲」「芳醇なワイン」のように、酒などの香り高さ・味わいの良さを表す語です。

対して「豊潤」は飲食物に限らず、「豊潤な音楽」「豊潤な土地」というように、幅広い意味で使用される点が異なります。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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