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「放心」の意味と使い方や例文!「放心状態」とは?嬉しい時にも使う?(類義語・対義語)

【二字熟語】
放心

【読み方】
ほうしん

【意味】
①心を奪われたりして、魂が抜けたようにぼんやりすること。
②気にかけないこと。心配ごとを心から払いのけること。放念。

【語源・由来】
「放」は「思うままにする。ほうっておく。」
「心」は「こころ。きもち。精神。」

【類義語】
自失、虚脱、放念

【対義語】
集中、一心

放心(ほうしん)の使い方

健太
憧れていた喫茶店のお姉さんが結婚するんだって。
ともこ
だから放心状態だったのね。
健太
ショックで何も考えることができなかったよ。僕がもう少し早く生まれていればなあ。
ともこ
早く生まれていても結果は変わらなかったと思うわ。

放心(ほうしん)の例文

  1. こちらにつきましては取るに足らないことですので、どうぞご放心ください。
  2. ともこちゃんは放心状態で床に座り込んだ。
  3. 逆転負けを喫し、選手たちは放心状態でベンチに戻って来た。
  4. どんな知らせだったのか。ともこちゃんは携帯電話を握ったまま放心したように立ち尽くしていた。
  5. 大きな仕事を成し遂げて、放心状態に陥っていました。

「放心状態」とは?嬉しい時にも使う?

放心」を用いた表現の一つに「放心状態(ほうしんじょうたい)」があります。

放心状態」とは、突然の出来事などのために、魂が抜けたようにぼんやりしているありさまをいいます。

なので、突然の出来事が良いことならば、嬉しい時に、悪いことならば、悲しい、つらい時に使われます。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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