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「招致」の意味と使い方や例文!「誘致」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
招致

【読み方】
しょうち

【意味】
招き寄せること。招いて来てもらうこと。招聘 (しょうへい) 。

【語源・由来】
「招」は「呼び寄せる。まねく。」
「致」は「めざすところまで届ける。至らせる。」

【類義語】
召喚、勧誘

招致(しょうち)の使い方

健太
将来、有名大学をこの町に招致するらしいよ。
ともこ
招致に成功すれば、若者が増えるわね。
健太
若者向けの企業の出店が相次ぎ、町が賑やかになるね。
ともこ
そんなにうまくいくのかしらね。

招致(しょうち)の例文

  1. この問題にかかわった彼らの参考人招致を要求しました。
  2. パリ2024招致委員会によると、大会は既存の競技施設を使う予定だという。
  3. まだ世界的流行を見せた感染症が収束していないというのに、ワールドカップ招致合戦に参入した。
  4. 冬季五輪の招致に名乗りを上げました。
  5. G7サミットを巡って、福岡、名古屋両市が招致を目指していた。

「招致」と「誘致」の違いは?

招致」に似ている語に「誘致(ゆうち)」があります。

誘致」は、招き寄せることという意味です。

招致」も「誘致」も、来てもらうことをいいます。

しかし「招致」は、「オリンピックを招致する」のように、自分の所でイベントなどを催してもらうために招く際に使うことが多いです。

対して「誘致」は、「工場誘致」のように、自分の地域に来て地域の一員として居続けてもらうために招く際に使うことが多いです。

また、「誘致」は、「国家の滅亡を誘致する」のように、結果的にその状態を招きよせるという意味でも使いますが、「招致」にその意味はありません。