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「実現」の意味と使い方や例文!「実行」「実施」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
実現

【読み方】
じつげん

【意味】
計画・期待などが現実のものになること。また、現実のものとすること。

【語源・由来】
「実」は「ほんとう。ありのまま。」
「現」は「見えなかったものが見えてくる。あらわれる。あらわす。」

【類義語】
具現、結晶

【対義語】
企画、空想、計画

実現(じつげん)の使い方

健太
この計画を実現するにはどうすればいいのかな。
ともこ
資金力がある人を仲間に入れないとだめね。
健太
資金力がある社長の声をかけてみるよ。
ともこ
実現すると良いわね。

実現(じつげん)の例文

  1. 長年の夢が実現する。
  2. 公約を実現する。
  3. 夢が実現するよう努力をする。
  4. 理想の実現をめざす。
  5. それは実現不可能な夢だ。

「実現」と「実行」「実施」の違いは?

実現」に似ている語に「実行(じっこう)「実施(じっし)」があります。

「実現」と「実行」の違いは?

実行」は、
①実際に行うこと。
②刑法で、故意をもって犯罪を構成する要件にあたる行為を行うこと。

という意味です。

実現」は、現実のものとすることをいいます。

対して「実行」は、実際に行うことをいうので意味が違います。

「実現」と「実施」の違いは?

実施」は、法律・計画などを実際に行うことという意味です。

実現」は、現実のものとすることをいいます。

実際に行うという意味の「実施」とは意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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