姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「嫉妬」の意味と使い方や例文!「妬み」「僻み」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
嫉妬

【読み方】
しっと

【意味】
①自分よりすぐれている人をうらやみねたむこと。
②自分の愛する者の愛情が、他の人に向けられるのを恨み憎むこと。やきもち。悋気 (りんき) 。

【語源・由来】
「嫉」は「ねたむ。そねむ。」
「妬」は「やきもちをやく。ねたむ。」

【類義語】
焼き餅、ジェラシー、悋気

【対義語】
無関心、憧れ

嫉妬(しっと)の使い方

健太
僕って駄目なやつだな。
ともこ
なんで?
健太
友人の才能に嫉妬してしまったんだ。
ともこ
自分を省みることができることは良いことだと思うわ。

嫉妬(しっと)の例文

  1. 二人の仲を嫉妬する。
  2. 健太くんは嫉妬深い。
  3. 嫉妬心に駆られて犯行に及んだようだ。
  4. ともこちゃんの名声に激しい嫉妬を抱く。
  5. 嫉妬に駆られてともこちゃんにひどいことを言ってしまった。

「嫉妬」と「妬み」「僻み」との違いは?

嫉妬」に似ている語に「妬み(ねたみ)」「僻み(ひがみ)」があります。

「嫉妬」と「妬み」の違いは?

妬み」は、「そねむこと。ねたみ。嫉妬 (しっと) 。」という意味です。

嫉み」+「妬み」=「嫉妬」です。

嫉み」も「妬み」もほぼ同じ意味なので、「妬み」と「嫉妬」も、ほぼ同じ意味です。

「嫉妬」と「僻み」の違いは?

僻み」は、「ひがむこと。ひねくれねたむこと。嫉妬 (しっと) 。そねみ。」という意味です。

僻み」の意味に「嫉妬」があることから、両語はほぼ同じ意味です。

しかし、「僻み」に「嫉妬」にある「やきもち。悋気。」の意味が含まれない点が違います。