海星の読み方！「かいせい」と「ひとで」正しいのは？

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「海星」があります。

Q「海星」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか？

次の３択から選んでみて下さい。

このページでは、悩みやすい「海星」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「海星」の読み方は、「かいせい」？「ひとで」？

海星の正しい読み方は「かいせい」「ひとで」どちらなのでしょうか？

漢字から察すると「かいせい」の気もしますが、あの「ひとで」のことでしょうか。

「海」の音読みは「カイ」、訓読みは「うみ」となります。

一方「星」の音読みは「セイ」「ショウ」、訓読みは「ほし」となります。

このことから「かいせい」は正しそうですが「ひとで」はどうなのでしょう。

さて、結論を言ってしまうと、海星の読み方は「ひとで」が正しく、「かいせい」は間違いです。

つまり、答えとしては2つ目の「ひとで」ということになります。

何故海星を「ひとで」と読むのでしょうか？

実はこれ、熟字を訓読みにする熟字訓と呼ばれるものです。

訓読みが漢字を日本語として意味が通じるように読ませるように、熟字訓とは熟語に対して日本語の意味が通じる読み方で読ませたものです。

簡単にいってしまえば、一つの熟語に対して訓読みをしているということですね。

他にも今日（きょう）明日（あした）昨日（きのう）等様々な熟字訓があります。

なお、海星を「人手」と記すこともあります。

「海星」の意味

海星とは、「ヒトデ綱に属する棘皮（きょくひ）動物の総称」の意味です。

海などでよく見るあの「ヒトデ」ですね。

先程、海星を「人手」と記すこともあるとお伝えしましたが、5本の腕を持つ星型の海星は「人の手」に似ていることが由来です。

海星の使用例としては「海で海星を見つけた」などがあります。

まとめ