快適の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
快適
【読み方】
かいてき
【意味】
心身に不快に感じられるところがなく気持ちがいいこと。ぐあいがよくてこころよいこと。また、そのさま。
まるで、気持ちの良い風が吹いてるような、すっきりとした感じのことを言うんやね。
【語源・由来】
「快」は「ぴったり当てはまる。かなう。」
「適」は「こころよい。気持ちがよい。よろこばしい。」
【類義語】
快い、爽快、壮快、心地よい
【対義語】
不快、過酷、苦痛
快適(かいてき)の解説
「快適」という言葉は、心や体がリラックスして、気持ちがとてもいい状態を表しているんだよ。
例えば、冬の寒い日に、暖房がきちんと効いている部屋でホットココアを飲む時、その感じが「快適」だと思わない?あるいは、長時間の旅行後に自分のベッドでぐっすり眠る感じ。そういう、ストレスがなくてとても気持ちがいい瞬間や状態を「快適」と言うんだ。
簡単に言えば、「快適」は、不快なところが一切なく、心地よく感じることや状態のことを指しているんだ。つまり、ストレスや不便がなく、気持ちの良い時間や場所を過ごしているときに使う言葉なんだね。
さらに、「快適な生活」というのは、日常の生活がとても心地よく、何の不便も感じない生活を意味しているよ。「快適な一日を過ごす」というのは、その日一日が特に気持ちよく、何の問題もなく過ごせたという意味になるんだ。
そして、「かいてきさ」っていうのは、「快適」の名詞版で、気持ちの良さや心地よさの度合いを示す言葉だよ。例えば、この部屋の「かいてきさ」は最高だね、とか、このソファの「かいてきさ」には驚いたよ、などと使うことができるんだよ。
要するに「快適」は、私たちの日常生活でよく求める心地よさや気持ちの良さを表現するためのとても便利な言葉なんだよ。
快適(かいてき)の使い方
快適(かいてき)の例文
- 春は温暖で快適な季節だ。
- 湿度が低く快適だ。
- 快適な暮らしをお約束します。
- 快適な船旅でした。
- 人間工学に基づいた快適なすわり心地。
快適の文学作品などの用例
「快適」と「便利」「心地よい」との違いを解説
「快適」に似ている語に「便利(べんり)」「心地よい(ここちよい)」があります。
「快適」と「便利」の違いは?
「便利」は、
1 目的を果たすのに都合のよいこと。あることをするのに重宝で、役に立つこと。また、そのさま。
2 あることをする都合やぐあい。
3 大小便。通じ。
という意味です。
「快適」は、「快適な温度」のように、心地よさについていいます。
対して「便利」は、役に立つことをいうので意味が違います。
一方、「便利」は、何かをするときに非常に役立つ、あるいは都合の良い状態やものを指す言葉だ。特定の目的や作業を達成する際に、そのものやサービスが役立つということを意味するんだ。
それに比べて、「便利」はもっと実用的な感じやな。ツールやサービスがすぐ手に取れるとか、目的のものをすぐに見つけられるとか、そういう「さっと使える」や「すぐ役立つ」という意味合いが強いんやな。たとえば、携帯電話やコンビニとかが「便利」っていう感じやな。
「快適」と「心地よい」の違いは?
「心地よい」は、「気持ちがよい。気分がさわやかである。快い。」という意味です。
「快適」も「心地よい」も、気持ちがよい状態をいいます。
しかし、「快適」は、「快適に暮らす」のように、環境から与えられる気持ちよさをいい、持続的であることが多いです。
対して「心地よい」は、五感で感じた気持ちよさをいい、持続的なものもと持続的でないものがある点が違います。
一方、「心地よい」という言葉は、体や心が非常に快適で、気分がとても良いことを意味するよ。布団や服の感触や、風の心地よさなど、感覚的な部分で気持ちの良さを感じるときによく使われるんだ。
「心地よい」はもっと直接的な感覚や気分を言うんやな。例えば、新しいTシャツを着たときの、あのふわっとした感じや、春の日差しの心地よさ、そういうのを表してるわけや。両方とも良い感じやけど、使うシチュエーションやニュアンスがちょっとちゃうんやな。
また、そのような気分や状態のことをも指すんだ。