核心の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
核心
【読み方】
かくしん
【意味】
物事の中心となる大切なところ。中核。
ああ、わかるわ。それは、話のポイントや、問題の真ん中の部分やな。
全体の中で、一番重要なところをつかむって感じ。要するに、「これが一番大事や!」ってところを示す言葉やな。
【語源・由来】
「核」は「物事の中心。重要なところ。かなめ。」
「心」は「まんなか。だいじな部分。かなめ。」
【類義語】
中枢、中央、基幹、根幹、本質
【対義語】
外殻、表面
核心(かくしん)の解説
カンタン!解説
「核心」という言葉は、物事や話の一番大事な部分や真ん中にあるところを指す言葉なんだよ。
例えば、複雑な問題や事件が起きたとき、外側から見える事実や証拠だけでは全体の真相はわからないことが多いよね。そんなときに、その問題や事件の背後に隠された真実や最も重要な部分を突き止めることを「核心をつく」と言うんだ。
また、「事件の核心に触れる」という表現は、その事件の真相や秘密に近づいたり、それに気づいたりすることを意味しているよ。この「触れる」という動詞が使われるのは、まるで手で何かに触れるように、真実や秘密に直接触れる、またはそれに非常に近づくというイメージを持たせるためなんだ。
簡単に言うと、「核心」とは、ある話題や問題における一番中心的で、大切なポイントを指す言葉なんだ。何かを深く理解したり、真相を知りたい時には、その「核心」を探る必要があるんだよ。
核心(かくしん)の使い方
今週のストーリーは物語の核心に迫る話だったね。
最終回が近そうね。
いやー、あの作家と出版社のことだから、もっと引き延ばすと思うよ。
ここまで核心に迫っておいて引き延ばすなんて、読者を置いてきぼりにした残酷な行為だわ。
核心(かくしん)の例文
- ともこちゃんの質問はするどく核心をついたものだった。
- その問題の核心に触れた気がしました。
- 健太くんは、あえて、事の核心に触れようとはしなかった。
- ともこちゃんが事件の核心に関与した証拠ならここにある。
- 少しずつだったが、確実に核心に近づいていっている。
核心の文学作品などの用例
「核心に迫る」とは?
「核心」を用いた表現の一つに「核心に迫る(せまる)」があります。
「核心に迫る」とは、物事の中心となる大切な点に近づこうとすることをいいます。
「核心に迫る」という表現は、物事の真ん中や一番大切な部分に近づいて、それを探ろうとすることを指すんだよ。
まさに、問題や話の中心を的確につかむときに使われる言葉なんだ。
ああ、わかったわかった。それはつまり、物事の「中心」や「真骨頂」にちゃんと焦点をあてようとすることやな。
例えば、謎解きで、答えの核心に近づくって感じかいな。この言葉は、大事なポイントにしっかりと目を向けることを意味してるんやな。
【例文】
- 今日の一面は、贈収賄事件の核心に迫る記事だった。
- ここから主人公が核心に迫るというところで、続きは次週に持ち越しになった。
- 健太くんは、核心に迫る質問を実に上手にかわした。
それは、その事の中核や本質とも言える部分なんだ。