予々の読み方・意味とは?(語源由来・類義語・対義語)
【二字熟語】
予々
【読み方】
かねがね
【意味】
以前から。かねて。
ずっと昔からの続きみたいなもんやね。長い間、変わらずにそのままのことが続いてるってことやな。
【語源・由来】
「予」は「あらかじめ。前もって。」
【類義語】
従来から、旧来から、従前より
【対義語】
以降、これからも、向後、今後、その後、直後、後々、以降、事後、先々、行先
予々(かねがね)の解説
「予々」という言葉は、昔からずっと続いて、今もそのままの状態や考えが続いていることを示す言葉なんだよ。
たとえば、昔からずっと好きだったある歌や、子供のころからずっと続けている趣味など、時間がたっても変わらないことや続いていることを「予々」と言うんだ。これは、昔からのことをずっと覚えていて、今もその状態が続いていることを示しているんだよね。
「予々議論されてきた」というのでは、その議論やテーマが昔からずっと話題に上がってきて、現在もまだ続いていることを表しているんだ。また、「私も予々思っていた」というのでは、その人が長い間、昔からずっとそのことを考えていたことを示しているんだよ。
また、この「予々」は「兼ね兼ね」とも書くことがあるんだ。でも、どちらの言い方も基本的には同じ意味で使われるから、文章の中でどちらが出てきても、昔からのことがずっと続いていることを示しているんだと理解すればいいんだよ。
だから、「予々」という言葉は、長い間続いていることや、変わらない状態を表しているんだね。
予々(かねがね)の使い方
予々(かねがね)の例文
- 健太くんと彼女は、予々お互いを思い合う仲です。
- 予々見たいと思っていた絵画が、特別展として上野にやってくると聞いた。
- 健太くんは年上に気に入られるタイプだと予々思っていた。
- 予々大きなキャンプカーを手に入れて、家族で旅行がしたいと考えていた。
- 予々このシェフの下で働きたいと思っていたんだ。
「お噂は予々伺っておりました」とは?
「予々」は、「お噂は予々伺っておりました」という表現で使われることがあります。
「お噂は予々伺っておりました」とは、あなたの話題を以前からお聞きしていますという意味です。
取引先の相手に挨拶をした際に、「お噂は予々伺っておりました」と言われることがあります。
前の担当者が何か吹き込んだのか、自分の活躍ぶりが他社にまで知れ渡っているのか、自分が知らない人が自分のことを以前から知っていたとわかり、あれこれ考えてしまうような言い方です。
これを使うと、相手に対して自分がその人のことを以前から知っていることを示すことができるよ。
ある意味、相手に対するリスペクトや興味を示すんやな。それを知ってるか知らんかで、初対面の雰囲気もええ方向になるかもしれんな。