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「変遷」の意味と使い方や例文!「変遷をたどる」とは?(類義語)

【二字熟語】
変遷

【読み方】
へんせん

【意味】
移り変わること。移り変わり。

「幾多の変遷を経る」というように用いる。

【語源・由来】
「変」は、変わること。変化すること。
「遷」は、
①うつる。場所・地位がうつる。また、うつす。
②うつりかわる。時がうつる。
③しりぞく。しりぞける。
このことから、「変遷」は、移り変わるという意味。

【類義語】
推移、変動、沿革、変転、流転、変移

変遷(へんせん)の使い方

健太
食べ物の流行の変遷をたどるとおもしろいよね。
ともこ
最近ではタピオカが流行ったわよね。
健太
10年前には食べるラー油が流行ったよ。
ともこ
消えた流行、生き残った流行様々で面白いわね。

変遷(へんせん)の例文

  1. 合併するごとに社名が変遷していった。
  2. 言葉は時代とともに変遷していく。
  3. 先生の作風には、はっきり変遷が見られる。
  4. ロングセラーのお菓子のパッケージの変遷を見ると時代を感じる。
  5. 常識は絶対ではない、変遷するものだ。

「変遷をたどる」とは?

変遷」は、ニュースなどで「変遷をたどる」という表現で用いられることがあります。

変遷をたどる」は、「物事の変化を確かめていくこと」という意味です。

「たどる」は
①わからない道を確認しながら尋ねて行く。
②道や川に沿って進む。
③物事を思い迷う。
④見通しが立っていない筋道をあれこれ考え合わせて推しはかる。
⑤物事があるみちすじを経て進んでゆく。
⑥探して手に入れる探り求める。
という意味です。

「手がかりをたどる」「地図をたどって行く」「山道をたどる」「歴史をたどる」などと用いることから、「変遷をたどる」は、変化を追って移り変わりゆくさまを確かめていくという意味です。

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