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「歓迎」の意味と使い方や例文!「大歓迎」とは?(類義語・対義語)

歓迎の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
歓迎

【読み方】
かんげい

【意味】
喜んでむかえること。喜んで受け入れること。

二字熟語の博士
「歓迎」という言葉は、人や物事を喜んで迎え入れる、または受け入れるという意味があるんだよ。
助手ねこ
ああ、わかったわかった!それはつまり、誰かが来た時に「おー!おいでおいで!」って喜んで受け入れる感じやな。楽しみにして、心から受け止めるんやな。

【語源・由来】
「歓」は「打ち解けよろこぶ。楽しみよろこぶ。」
「迎」は「出むかえる。待ちうける。」

【類義語】
奉迎、迎賓

【対義語】
歓送、閉口、拒否、送別、忌避

歓迎(かんげい)の解説

カンタン!解説
解説

「歓迎」という言葉は、誰かや何かを喜んで迎え入れること、または受け入れることを意味しているんだよ。

たとえば、「ご来場を歓迎する」っていうのは、イベントやセミナーなどで、訪れるゲストや参加者を喜んで迎えるという意味だよ。この場合、主催者側がゲストや参加者の来場をとてもうれしく思っていることを示しているんだね。

また、「建設的な批判は歓迎する」というは、「建設的な批判」、つまり、問題点を指摘しつつ、よりよくするための意見やアドバイスを受け入れることが喜ばれる、と言っているんだ。要するに、単に文句や不満を言うのではなく、良くするための提案や意見を持っている人の声を大切に思っているということだね。

そして、「歓迎会」は、新しく入ったメンバーや訪れたゲストを歓迎するためのパーティーや集まりのことを指すんだ。例えば、新しい会社の入社員や学校の新入生を歓迎するためのイベントなどがこれに当たるよ。

だから、「歓迎」という言葉は、人や事柄を心から喜び、ポジティブに受け入れるという意味が込められているんだね。

歓迎(かんげい)の使い方

健太
電車の運賃が値上げされるそうだね。
ともこ
しょうがないことと分かっているけど歓迎できないわね。
健太
ともこちゃんは頻繁に電車を利用するからね。
ともこ
経営努力でどうにかできないものかと思ってしまうわよ。

歓迎(かんげい)の例文

例文
  1. 義務的で、心から歓迎の歌を歌っているものは一人もいない。
  2. 調査兵団が帰還すると、熱狂的な歓迎で迎えられた。
  3. 健太くんが僕の国に遊びに来てくれたら、きっと歓迎されると思うよ。
  4. 良い話ならいつでも歓迎するよ。
  5. 学ぶ意欲さえあれば、何歳であろうとも歓迎します。

歓迎の文学作品などの用例

  1. ・・・或はその相対性原理の歓迎されたことを考えるが好い。あれは神秘主義・・・ 芥川竜之介侏儒の言葉

  2. ・・・袴を穿いたのが、さも歓迎の意を表するらしく気競って言った。これは・・・ 泉鏡花木の子説法

  3. ・・・、大勢と、村口に客の歓迎に出ておりました。県知事の一行が、真先に・・・ 泉鏡花半島一奇抄

「大歓迎」とは?

歓迎」を用いた表現の一つに「大歓迎(だいかんげい)」があります。

大歓迎」の「」は、名詞・形容動詞に付いて接頭語的に用いられ、状態や程度を表す語に付いて、そのさまがはなはだしい意を表します。

大歓迎」とは、「非常に喜んでむかえること。非常に喜んで受け入れること。」をいいます。

二字熟語の博士
「大歓迎」という言葉は、非常に喜んで誰かを迎えることや、何かを受け入れることを意味しているよ。

何かをとても喜んで、心からの歓迎を表現する時に使うんだ。

助手ねこ
あー、わかるわかる!つまり、「来てくれてめっちゃ嬉しいぞ!」って感じで、心から喜ぶことやね。

友達が遊びに来たときとか、お客さんが店に来たときとかに、めっちゃ嬉しくて「大歓迎!」って言う感じか。うんうん、なんか温かい気持ちになるわ~。

【例文】

  1. 現地でこんなに大歓迎を受けるとは思っていなかったので驚いています。
  2. ともこちゃんと顔を合わせずに済むなら大歓迎です。
  3. 食事がおいしいパーティーなら大歓迎だ。