肝心の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
肝心
【読み方】
かんじん
【意味】
肝要。最も大切なこと。また、そのさま。
なんか計画や話をしてて、「これがポイントや!」って部分を指すんやな。ちょっと忘れちゃダメな部分やな、これは。
【語源・由来】
肝と心と、また、肝と腎とはともに人体に大事なところであるからいう。
【類義語】
重要、大事、大切、肝要
肝心(かんじん)の解説
「肝心」という言葉は、何かが非常に大切であることや、中心的で欠かせないもの・事柄を指す言葉なんだよ。
この言葉の背景には、人体における肝臓や心臓、腎臓といった臓器がとても重要で、これらがないと生きていけない、という考え方があるんだ。このことから、非常に重要であるという意味を持つ言葉として「肝心」が使われるようになったんだね。
たとえば、「肝心な話」という表現は、その話がとても大切で、聞かないといけないような重要な内容が含まれているということだよ。聞き逃したら大変な状況になるかもしれない、というくらいの重要度を示しているわけだ。
また、「慎重に対処することが肝心だ」というのでは、慎重な行動が非常に大切で、それを怠ると問題が起こるかもしれない、という意味が含まれているんだ。この場合の「肝心」は、慎重に行動することの重要性を強調しているわけだね。
だから、「肝心」とは、その事柄が中心的で、他のものや状況に比べて特に重要であることを強調する言葉なんだよ。
肝心(かんじん)の使い方
肝心(かんじん)の例文
- 健太くんは肝心な時にいない。
- 肝心な話を忘れていた。
- 約束の時間に遅れないようにすることが肝心だ。
- 肝心なのは今こそ行動すべき時だということだ。
- 何事も最初が肝心だ。
肝心の文学作品などの用例
「肝心」と「肝腎」の違いを解説
「かんじん」と辞書で調べると「肝心」は「肝腎」とも書くと記載されています。
「肝心」は「肝臓と心臓」、「肝腎」は「肝臓と腎臓」のことを表します。
肝臓、心臓、腎臓は昔から、五臓六腑の中でも特に大切であると考えられていたため、「肝心」と「肝腎」は、「肝要。大切。」という意味になりました。
どちらも《肝臓や心臓、腎臓のように、人体にとって欠かせないもの》から派生してきて、最も重要なことやその状態を指す言葉なんだ。
人の体にとって、肝臓や腎臓はなくてはならんから、それを使って「超大事やで!」って言いたいんやろ?ほんで、どっちもほとんど同じ意味ってことやな。ちょっと言葉がちゃうけど、意味は同じやな!
つまり、何よりも大切なこと、中心的なことを意味しているんだ。