苛辣の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
苛辣
【読み方】
からつ
【意味】
きびしくはげしいさま。
「苛辣」という言葉は、非常に厳しくて激しい様子を表しているんだよ。
ああ、そやな。それはつまり、「ほんまにキツイやん」や「めちゃくちゃ厳しいな」っていう意味やな。
これは、緩いやり方じゃなく、ほんまにきつく取り組む感じを言うんやな。
【語源・由来】
「苛」は「きびしい。むごい。」
「辣」は「きびしい。むごい。」
【類義語】
苛烈、苛酷、辛辣、痛烈
苛辣(からつ)の解説
カンタン!解説
「苛辣」という言葉は、厳しい、または激しいといった状態や様子を表す言葉なんだよ。
たとえば、先生や上司、あるいは友達が、とても厳しい言葉で注意や批判をしてきたとき、その言葉の様子や声のトーンを「苛辣」と表現することができるんだ。その言葉は、相手の気持ちを傷つけたり、とても強烈な印象を与えたりすることが多いよ。
「かえって若い息子の苛辣な反撥があった」〈野上・秀吉と利休〉というのは、ある状況や言動に対して、若い息子が厳しい、または激しい反応や反撃をした、ということを示しているんだ。
また、「苛辣」の表現の名詞形で「からつさ」という言葉がある。これは、具体的な「厳しさ」や「強烈さ」を物や事柄の性質、特性として示す時に使うんだ。たとえば、誰かが非常に厳しい意見を述べた時、それを「彼のからつさが出ている」と言うことができる。この場合、「からつさ」は彼の厳しい性質や態度を指しているんだよ。
だから、「苛辣」という言葉は、何かが非常に厳しい、または強烈な状態や性質を持っていることを示す表現なんだね。
苛辣(からつ)の使い方
ともこちゃん。この大根を食べてみてよ。
ええー。生で食べるの?絶対おいしくないでしょう。
苛辣な環境で育った大根は甘いんだよ。
本当だ。すごく甘くてみずみずしいわ。
苛辣(からつ)の例文
- ともこちゃんは、時々、そのかわいい顔に似合わない苛辣な言葉を吐く。
- おしんは、苛辣な扱いを受けながらも挫けず前向きに生きていった女性の代名詞とされています。
- この土地の気候は苛辣で、温順な日本の気候が懐かしい。
- 彼は、苛辣で冷静な性格ですが、吉本新喜劇を好むという一面も持ち合わせています。
- ともこちゃんは、自分よりもかわいい子には苛辣である。