炯々の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
炯々
【読み方】
けいけい
【意味】
①鋭く光り輝くさま。
②気がかりで不安なさま。
そして二つ目は「じっとしてられへんくらい心配や不安でいっぱい」ってことかいな。んー、同じ言葉でも意味がちゃうんやな、おもしろいわ。
【語源・由来】
「炯」は「光り輝くさま。」
【類義語】
燦、燦然、赫赫、燦爛、玲瓏、皓皓、煌煌
炯々(けいけい)の解説
「炯々」という言葉はね、二つの意味があるんだよ。
まず一つ目の意味は「鋭く光り輝くさま」を表しているんだ。これは、とても明るくて、キラキラ光っている様子を言うんだよ。たとえば、夜空に輝く星や、太陽の光がピカピカと反射している水面など、とても明るくて目を引くような光のことを「炯々」と表現するんだ。
たとえば、「こんなに炯々とした凄い眼になった人を長兵衛は見たことがない」〈五味康祐・薄桜記〉っていう文章はね、この文の中で「炯々たる」と表現されているのは人の目のことを言っていて、長兵衛という人物が、こんなに強く光り輝くような目をした人を今まで見たことがないと感じているということを伝えているんだよ。
そして、二つ目の意味は「気がかりで不安なさま」を表すんだ。これは、何か心配事があって、ずっと考えてしまうような状態のことを言うんだよ。たとえば、大事な試験の前夜にドキドキしてなかなか寝られない時や、友達とのけんかが気になって、心が落ち着かない時など、心配や不安でいっぱいの様子を「炯々」と表現するんだ。
だから、「炯々」という言葉は、何かがとても明るく輝いている様子や、心が不安で落ち着かない状態を表しているんだね。
炯々(けいけい)の使い方
炯々(けいけい)の例文
- ともこちゃんは、眼光炯々として人を射るから彼女に嘘をつけない。
- 彼は、眼光炯々として辺りを睥睨した。
- 彼の炯々たる眼差しに、蛇に睨まれたカエルのようにすくみ上ってしまった。
- 健太くんは炯々とした双眸で敵を圧倒した。
- 年老いても眼光は炯々として、今なお現役であることを窺わせた、
「眼光炯々」とは?
「炯々」を用いた表現の一つに「眼光炯々(がんこうけいけい)」があります。
「眼光炯々」とは、目がキラキラと光り輝くようす。眼光の鋭いようすをいいます。
特に、目が鋭く何かに集中しているかのような、とても生き生きとした目元を指す言葉だよ。
まるで、漫画に出てくる天才キャラがひらめいた時みたいな感じやな。目がぱっちりしてて、何か大事なことに全力を注いでるみたいな感じやろ。
【類義語】
・眼光紙背(がんこうしはい)
【例文】
・彼は、小柄だが眼光炯々として威厳がある。
・お旦那は、出陣の武士の如く、眼光炯々、口をへの字型にぎゅっと引き結び(太宰治、お伽草子)
そして二つ目は、心配事があって落ち着かない、不安な気持ちのことを言うんだ。