起臥の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
起臥
【読み方】
きが
【意味】
起きることと寝ること。また、生活すること。おきふし。
朝起きて夜寝るまで、どう過ごすかっていうことも含まれてるわけや。これは、「日々の生活って大事やな」って思わせる言葉やね。
【語源・由来】
「起」は「おきる。たつ。立ちあがる。」
「臥」は「横になって寝る。」
【類義語】
生活する。起きると寝る。
起臥(きが)の解説
「起臥」という言葉は、一日の中で目を覚ますことと眠ること、または一日の生活の中での日常的な行動や活動という広い意味合いを持つんだ。
例えば、「起臥を共にする」という表現は、一緒に生活することや、日常の大部分を一緒に過ごすことを意味しているんだ。この言葉は、二人の関係がとても深い、または非常に近しいことを強調しているんだよ。たとえば、夫婦や恋人同士、または非常に仲の良い友人などが、一日のほとんどを一緒に過ごすときにこの表現を使うことができるね。
また、「遣手 (やりて) は娼家に起臥する者ですね」〈漱石・吾輩は猫である〉という文章は、遣手という人物が娼家で生活している、または日常的にその場所に頻繁に通っているということを示しているんだ。この中での「起臥する」は、その場所での日常的な生活や活動をしているという意味を持っているよ。
だから、「起臥」という言葉は、日常の起きている時間と眠っている時間、またはその間の生活全般を指すんだね。
起臥(きが)の使い方
起臥(きが)の例文
- 人が起臥寝食のために日常的に使用する場所が住居である。
- 師匠の家で起臥して、修行に努めた。
- 一月ほどこの宿で起臥していました。
- 家出をした健太くんは、友人の家で起臥しています。
- この家に起臥して一年が経ちました。
起臥の文学作品などの用例
「起臥寝食」とは?
「起臥」を用いた語に「起臥寝食(きがしんしょく)」があります。
「起臥寝食」は「寝起きと食事、生活そのもの。」という意味です。
要するに、生活そのものや日常生活のさまざまな側面を表しているんだよ。
人が生きていく上で、これがなかったらどうしようもないってくらい基本的なことを指してるんやな。ざっくり言うと、人が普通に生きてるときの「全部」ってことやね!
一般的な会話で使われることはあまりないですが、新渡戸稲造の著書に
「全く未開の森林の樹蔭でしばしば夜を明して動物社会の起臥寝食の有様を研究したものの中に、自然の美を喜ぶと同時にいわゆる自然界なるものの如何に不安の念に包まれおるかと感じた。」
とあります。
それに、もう少し広い意味では、日常の生活全般を表しているんだ。