気前の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
気前
【読み方】
きまえ
【意味】
①さっぱりした気性。特に、金銭などを出し惜しみしない性質。
②気だて。心だて。
ああ、わかったわかった。つまり、お金とかをガマンせずサッと人に使える人のことやな。出し惜しみせぇへんってわけや。
それと、人の性格や心の中の考え方も言うんやな。なるほどな、これはいろんなところで使えそうやね。
【語源・由来】
「気」は「精神・感情の働き。」
「前」は「物事の程度や状態。」
【類義語】
気だて、心だて
【対義語】
けち、吝嗇
気前(きまえ)の解説
カンタン!解説
「気前」という言葉はね、2つの意味があるんだよ。
1つ目の意味は、人がお金や物を出す時に、どれだけ気軽に、惜しみなく出せるか、ということを言うんだ。たとえば、「気前よく金を出す」っていうのでは、この人はお金を出すのに全くためらわない、出し惜しみしないってことを表しているんだよ。「気前を見せる」という表現も、人が他の人に対して物やお金をためらうことなく出す、という様子を表しているんだね。
2つ目の意味では、「気前」というのは、人の心だてや気だて、つまり人の性格や態度のことを指しているんだ。特に、他人に対する態度や行動の仕方を示す言葉として使われることがあるよ。例えば、「気前が悪い」というのでは、この人はあまり他人に親切にする気がない、またはあまり良い態度を取らない、という性格や態度のことを言っているんだね。
だから、「気前」という言葉は、お金や物を出し惜しみしない性質を表すことがあるし、人の性格や態度のことを表すこともあるんだよ。
気前(きまえ)の使い方
健太くん。お年玉はいくらもらったの?
100万円くらいだよ。
健太くんの親せきは気前が良いのね。
先行投資だっていって、みんな気前良くくれるんだよね。将来出世したら返さないとね。
気前(きまえ)の例文
- 彼は、気前良く部下におごるため貯金が無い。
- 後輩には気前が良いところを見せたい。
- 彼は気前良く1000万円を動物園に寄付しました。
- 彼女はいつも気前が良いので相当裕福なのだろう。
- 彼は、望むものはなんでも気前良く買ってくれる。
気前の文学作品などの用例
「気前が良い」とは?
「気前」を用いた表現の一つに「気前が良い」があります。
「気前が良い」とは、「金や物を出し惜しみしない。けちけちしない。」という意味です。
「気前が良い」という言葉は、お金や物を惜しまないで出すことを表す言葉だよ。
この表現は、物をケチらない、思いやりがあるといった意味合いで使われるんだよ。
なるほどなあ、つまり、「気前が良い」って言うのは、何か要るって言われたら、すぐに「はい、どうぞ!」って計算せずにサッと出す、そのスタイルが「気前が良い」てわけや。
けちけちせず、思いっきり与えるってことか。あぁ、そういう人、ええなあ。
【例文】
- 彼の気前が良くなったから、金回りが良くなったのだと思われる。
- 気前が良い彼は、僕らの新規事業に投資してくれた。
- 自分が所有する貴重な絵画を市に寄付した彼は気前が良い。
また、これは心の持ち方や人の性格にも使われることがあるんだ。