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「吉報」の意味と使い方や例文!「朗報」との違いは?(類義語・対義語)

吉報の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
吉報

【読み方】
きっぽう

【意味】
よい知らせ。喜ばしい通知。

二字熟語の博士
「吉報」という言葉は、何か喜ばしい知らせや、うれしい通知のことを意味するんだよ。

何か良いことが起きた時や、うれしい事実を知らせる時に使う言葉なんだ。

助手ねこ
あぁ、わかったわかった。それはつまり、うれしいニュースや、喜ばせてくれる情報のことを言うんやな。

なんかええことあったら、これを使うんやな。こういうお知らせが来たらみんな喜ぶわ。

【語源・由来】
「吉」は「めでたい。運がよい。」
「報」は「知らせ。通知。」

【類義語】
朗報、快報

【対義語】
凶報、悪報

吉報(きっぽう)の解説

カンタン!解説
解説

「吉報」という言葉はね、いい知らせや、人々が喜ぶようなニュースを意味するんだよ。

例えば、「合格の吉報」の場合、これは誰かがテストや試験、あるいは何かのチャレンジに成功したという、周りの人々も喜ぶようなお知らせを意味しているんだ。この「合格」というのは、成果や努力が認められたという、ポジティブで嬉しい瞬間を表しているんだね。

また、「吉報が飛び込む」っていうのは、突然良いニュースが入ってくること。これには、予期していなかった良い情報やうれしい知らせが、予想外にやってくる様子を表しているんだよ。たとえば、応募したコンテストの結果が予想より早く届いたり、友達からの突然の良い知らせなど、何かうれしい出来事があった時に使う表現だよ。

ちなみに、「吉報」の反対は「凶報」だね。凶報は悪いニュースや、悲しい、やりきれないような知らせを意味しているんだ。例えば、何か辛い出来事や、悲しい事態が起きたときに使う言葉なんだ。

だから、「吉報」という言葉は、何かとても良い出来事や、期待を超えるような良い結果を伝えるときに使う言葉なんだね。

吉報(きっぽう)の使い方

ともこ
お兄さんから吉報が届いたの?
健太
うん。これでやっと心配して眠れない日々から解放されるよ。
ともこ
本当に良かったわね。
健太
吉報が届くまで、心臓に悪い毎日だったよ。

吉報(きっぽう)の例文

例文
  1. 合格の吉報を待っている。
  2. 吉報をお待ちしております。
  3. 慢性的な頭痛に悩んでいた人には吉報です。
  4. ともこちゃんに吉報が届いた。
  5. 健太くんの顔を見れば、吉報ではなかったことが分かった。

吉報の文学作品などの用例

  1. ・・・と思うから、安心して吉報を待ってい給え。」と、またさっきの話を続・・・ 芥川竜之介妖婆

  2. ・・・拵えるように頼んだ。吉報を待っていたが、なかなか来なかった。柳吉・・・ 織田作之助夫婦善哉

  3. ・・・未明、家人めずらしき吉報持参。山をのぼってやって来た。中外公・・・ 太宰治創生記

「吉報」と「朗報」の違いを解説

吉報」に似ている語に「朗報(ろうほう)」があります。

朗報」は、「明るい知らせ。喜ばしい知らせ。」という意味です。

吉報」は、喜ばしい結果をいいます。

対して「朗報」は、喜ばしい結果に向かうだろうと予想される明るい知らせという意味がある点が違います。

二字熟語の博士
「吉報」と「朗報」は、両方とも良い知らせやうれしい通知を意味する言葉だよ。「吉報」は、特に何か吉兆や良い兆候をもたらすニュースや知らせを指すことが多いんだ。

一方、「朗報」は、明るくて喜ばしいニュースや知らせを指すよ。

助手ねこ
なるほどな~。「吉報」はな、何か良いことが起きそうな気配を含んでるニュースや情報ってわけやな。たとえば、「明日は晴れるで~」みたいなのがそれに当たるんかな。

それに対して、「朗報」は、「みんなでパーティーやるで~」みたいに、もう既にうれしいことが決まってるニュースや情報のことを言うんやろ。ちょっとした違いやけど、要するにどっちも良いニュースやな!