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「克己」の意味と使い方や例文!「克己心」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
克己

【読み方】
こっき

【意味】
自分の感情・欲望・邪念などにうちかつこと。

【語源・由来】
「克」は「かつ。うちかつ。力を尽くしてかつ。」
「己」は「おのれ。じぶん。」

【類義語】
克服、超克

【対義語】
放縦、放埒

克己(こっき)の使い方

健太
なかなか0点から抜け出せないな。
ともこ
健太くんはいつもいつかやるって思っているからダメなのよ。
健太
いつかはやるよ。いつかね。
ともこ
いつかはいつ来るか分からないのよ。克己して勉強を頑張らないと0点からは抜け出せないわ。

克己(こっき)の例文

  1. 自分の目標に向かって克己する。
  2. 彼があれだけの選手になれたのは強い克己心があるからだ。
  3. 克己心を鍛えるためにまずは断酒しよう。
  4. 向上心や克己心がないと試合に勝てるチームにならない。
  5. 五月病に打ち勝つには克己心が必要です。
  6. 克己的努力をしないと病気は治らない。

克己心(こっきしん)とは?

克己」はよく「克己心(こっきしん)」という言葉で使われます。

克己心」とは自分の欲望などを抑える心。自制心

という意味です。

自分の感情に流されることなく、目標に真剣に向き合うような人を表すのに、「克己心がある」「克己心が強い」といいます。

スポーツ選手のインタビュ―や座右の銘などで耳にすることが多いと思います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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