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「誤謬」の意味と使い方や例文!「詭弁」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
誤謬

【読み方】
ごびゅう

【意味】
①あやまり。まちがい。
②論理的な誤りを含む推理。虚偽。

【語源・由来】
「誤」も「謬」も「あやまる。まちがえる。あやまり。」という意味。

【類義語】
間違い、過失、過ち、誤り、錯誤、ミステイク

【対義語】
訂正、修正

誤謬(ごびゅう)の使い方

健太
ずっと間違った考えを持っていたんだけど、友達が指摘してくれたんだ。
ともこ
誤謬を指摘してくれるような友達がいてよかったわね。
健太
幸せなことだよね。
ともこ
友達は宝よね。

誤謬(ごびゅう)の例文

  1. 考え方の根本に誤謬がある。
  2. 健太くんの知識には誤謬が多い。
  3. 子供のころに学校で習ったことが、大人になるころには誤謬になっていることがある。
  4. ともこちゃんの説には誤謬がある。
  5. インターネット上の意見や知識は、誤謬が含まれるということを意識しなくてはいけない。

「誤謬」と「詭弁」の違いは?

誤謬」と似たような語に「詭弁(きべん)」があります。

詭弁」は「道理に合わない弁論。非を理に言いまげる弁論。こじつけの議論。」という意味です。(例「詭弁を弄する。」)

誤謬」は「あやまり
詭弁」は「こじつけ

という違いがあります。

文脈に合った語を選ぶよう注意しましょう。