【二字熟語】
酷使
【読み方】
こくし
【意味】
手加減をしないで厳しく使うこと。こき使うこと。
【語源・由来】
「酷」は「容赦がなく、きびしい。むごい。」
「使」は「つかう。用いる。」
【類義語】
行使、駆使
酷使(こくし)の使い方
ともこちゃんが優秀だからって、先生はともこちゃんを酷使しすぎだよね。
先生がどんどん雑用を押し付けてくるのよ。
他の生徒にも分担させればいいのに。
他の生徒だと信用できないんですって。信用されているのはうれしいけどつらいわ。
酷使(こくし)の例文
- 昨日カラオケで喉を酷使したせいか、朝から声が出ない。
- 神経を酷使する職業に、はげる人が多いという。
- 酷使しすぎたようで、オーブンがうんともすんともいわなくなった。
- 痛めた右腕は、できるだけ酷使しないようにと医師に言われた。
- こんなに酷使されるブラック企業だと知っていたら入社しなかったのに。
「目を酷使する」とは?
「酷使」を用いた表現の一つに「目を酷使する(めをこくしする)」があります。
「目を酷使する」は、目を手加減をしないで厳しく使うことをいいます。
近年、パソコンやスマートフォンの普及で、一日中ディスプレイを見ているのが当たり前になっています。
一日中ディスプレイを見ている状態を「目を酷使する」と言います。
「目を酷使する」と、目のまわりの筋肉がこり固まり血流を滞らせます。
さらに、ディスプレイを凝視することで、まばたきする回数が減り、目の表面の酸素不足が進み、目の不調につながります。
ディスプレイを眺めていて目が疲れたと感じた時は、血流を良くして目を休めてあげましょう。
【例文】
- 目を酷使して飛蚊症になった。
- 暗闇で寝ころびながらスマホを見ると目を酷使することになる。
- 目を酷使する仕事ナンバーワンはプログラマーだ。