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「光景」の意味と使い方や例文!「景色」「風景」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
光景

【読み方】
こうけい

【意味】
①目前に広がる景色。眺め。
②ある場面の具体的なありさま。情景。
③日のひかり。

【語源・由来】
「光」も「景」も「けしき。」

【類義語】
シーン、情景

【対義語】
想像

光景(こうけい)の使い方

健太
ホイッスルの音が聞こえる。
ともこ
ホイッスルの音が苦手なの?
健太
ホイッスルの音を聞くと、鬼の監督にしごかれていたころの光景がまざまざと脳裏によみがえって、気分が悪くなるんだ。
ともこ
トラウマになっているのね。

光景(こうけい)の例文

  1. あの悲惨な光景は一生忘れないだろう。
  2. この光景を前にも見たことがある気がした。
  3. 子供たちが庭で遊んでいる光景は、平和そのものだった。
  4. 幼い頃のお祭りの光景が、今でも目に浮かぶ。
  5. それは健太くんにとってはいつもの光景だった。

「光景」と「景色」「風景」の違いは?

光景」に似ている語に「景色(けしき)」「風景(ふうけい)」があります。

「光景」と「景色」の違いは?

景色」は
①観賞の対象としての自然界の眺め。風景。
②陶磁器、特に茶陶の見所の一。頽 (なだ) れ・窯変・斑文 (はんもん) など、不測の変化の部分をいう。

という意味です。

光景」は、「景色」の中でも、特に、自分の目で見て印象深く心に残った「景色」や場面のことをいいます。

また「景色」には、「陶磁器、特に茶陶の見所の一。頽 (なだ) れ・窯変・斑文 (はんもん) など、不測の変化の部分をいう。」という意味がある点が「光景」と違います。

「光景」と「風景」の違いは?

風景」は
①目に映る広い範囲のながめ。景色。風光。
②ある場面の情景・ありさま。

という意味です。

光景」も「風景」も、ある場面の情景・ありさまという意味です。

しかい「光景」は、実際に目で見た印象に残る景色や場面についていう点が「風景」とは違います。