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「敵視」の意味と使い方や例文!「敵意」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
敵視

【読み方】
てきし

【意味】
相手を敵として見ること。敵とみなして憎むこと。

【語源・由来】
「敵」は「競ったり憎んだりして張り合う相手。かたき。」
「視」は「みる。目で見る。じっと見る。」

【類義語】
反感、敵意、悪意

【対義語】
友好、好意

敵視(てきし)の使い方

健太
最近、炭水化物を敵視している人が多いよね。
ともこ
寿司屋に行って、シャリだけ残す人がいるんだってね。
健太
寿司屋に行かなければいいのにね。
ともこ
食べ物を粗末にしたら不幸になるわよ。

敵視(てきし)の例文

  1. 頑なに敵視するだけでなく、関係改善の努力をすべきだ。
  2. 戦時下では、野球は、敵国のスポーツとして敵視された。
  3. その国に対する敵視対策を撤回しました。
  4. 私は彼から敵視に近いものを感じています。
  5. その二つの国は、長年にわたって相手を敵視し続けました。

「敵視」と「敵意」の違いは?

敵視」に似ている語に「敵意(てきい)」があります。

敵意」は、「敵対しようとする心。相手を敵として憎む気持ち。」という意味です。

敵視」も「敵意」も、相手を敵として憎むという意味があります。

しかし「敵視」は、敵として見るという意味があります。

対して「敵意」は、害を加えようとする心という意味がある点が違います。