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「講釈」の意味と使い方や例文!「講釈を垂れる」とは?(類義語)

【二字熟語】
講釈

【読み方】
こうしゃく

【意味】
①書物の内容や語句の意味などを説明すること。
②物事の道理や心得などを説いて聞かせること。また、その説明。
③江戸時代、客を集めて軍記物を読み聞かせたもの。明治以後の講談のもと。
④「講釈師」の略。

【語源・由来】
「講」は「説き明かす。」
「釈」は「わかりにくい事柄や文章を解きほぐして述べる。」

【類義語】
講釈師

講釈(こうしゃく)の使い方

健太
隣に座っていた人に、サッカーについて講釈してしまったんだ。
ともこ
偉そうに上から目線で語るのはやめなさいって言っているでしょう。
健太
うん。もう講釈を垂れるのをやめるよ。僕が講釈を垂れた相手がサッカー選手だったんだ。
ともこ
大恥をかいたわね。

講釈(こうしゃく)の例文

  1. 健太くんの知ったかぶりの講釈にうんざりする。
  2. 彼は、古代中国の歴史について講釈を垂れた。
  3. 彼女は何だかんだと講釈が多すぎるよ。
  4. 彼が講釈を垂れている間、ともこちゃんは神妙な顔で聞いていた。
  5. 彼女は、いつも通り趣味にしてる草花の講釈を垂れた。

「講釈を垂れる」とは?

講釈」を用いた表現の一つに「講釈を垂れる(こうしゃくをたれる)」があります。

講釈を垂れる」の「垂れる」とは、「目上の者が目下の者に示したり、与えたりする。」という意味です。

講釈を垂れる」とは、「知識をひけらかす。上から目線で、物の道理を説いて聞かせること。」という意味です。

【例文】

  1. 自称鉄道博士が、今日も変わらず講釈を垂れている。
  2. ゴルフのノウハウについて講釈を垂れるのではなく、シンプルなアドバイスで気軽に楽めるその動画は評判がいい。
  3. 訳知り顔で講釈を垂れる健太くんに嫌気がさす。