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「苦渋」の意味と使い方や例文!「苦渋の決断」「苦渋の判断」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
苦渋

【読み方】
くじゅう

【意味】
にがくしぶいこと。転じて、物事がうまく進まず、苦しみ悩むこと。

【語源・由来】
「苦」は「くるしい。くるしむ。」
「渋」は「しぶる。とどこおる。にがにがしいさま。」

【類義語】
苦悶、苦悩、悩み

「苦渋の決断」「苦渋の判断」とは?

苦渋」を用いた語に「苦渋の決断」や「苦渋の判断」があります。

苦渋の決断」は「苦しみ悩んだ末に決定すること。」をいいます。
苦渋の判断」は「苦しみ悩んだ末に判断すること。」をいいます。

苦渋の決断」と「苦渋の判断」は似ていますが、「決断」と「判断」の違いは「考える段階」です。

【例文】

  1. 経済事情を考慮しての苦渋の決断だった。
  2. 苦渋の決断だが他に手がなかった。
  3. 評論家の入店を拒否するという苦渋の判断をした。
  4. 全公演中止という苦渋の判断をした。

苦渋(くじゅう)の使い方

ともこ
健太くん。大事な本を捨てたの?
健太
苦渋の選択だったんだよ。
ともこ
何かあったの?
健太
本がありすぎて家が傾き始めたんだよ。

苦渋(くじゅう)の例文

  1. 苦渋に満ちた人生だった。
  2. 苦渋を味わう。
  3. 健太くんに苦渋を飲まされた。
  4. 落選の苦渋を嘗(な)める。
  5. 苦渋の選択を迫られる。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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