苦悶の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
苦悶
【読み方】
くもん
【意味】
肉体的または精神的に苦しみもだえること。
体か心がえらいことになってて、もうたまらんって感じやな。苦しすぎて、もがいてるみたいな感じやねんな。
【語源・由来】
苦しみ悶える意。
【類義語】
悩み、苦悩
【対義語】
悦楽
苦悶(くもん)の解説
「苦悶」という言葉は、人が身体的にも、心理的にも非常に苦しんでいる状態を示すんだよ。
例えば、体が病気で痛い時や、何かしらの怪我をして、それがものすごく痛い時、その痛みがとても強くて、耐えられないほどの時に「苦悶」という言葉が使われることがあるんだ。また、心理的な苦痛、つまり、とても悲しい出来事や、心配事、ストレスが大きくて、そのことで心がものすごく苦しんでいる時にも「苦悶」という言葉が当てはまるんだよ。
「苦悶に満ちた顔」という言葉は、その人の顔が、その深い苦しみや痛みを表していることを意味しているんだ。顔には、人の心の内がよく表れるから、非常に苦しんでいる人の顔を見ると、その人がどれだけ辛い状況にあるかがわかるんだね。
また、「日夜苦悶する」という言葉は、昼も夜もずっと苦しみ続けている状態を表しているんだ。これは、その人がずっと心の中で悩んでいたり、身体的な痛みに耐えていたりすることを意味しているよ。たとえば、すごく心配なことがあって、それが頭から離れない時や、体が痛くて痛くてなかなか治らない時なんかがこれに当てはまるね。
だから、「苦悶」という言葉は、人が肉体的にも精神的にも本当に辛い状態を示す言葉なんだね。
苦悶(くもん)の使い方
苦悶(くもん)の例文
- 苦悶の表情を浮かべる。
- 苦悶に苛まれる。
- 健太くんは苦悶の日々を送ってる。
- どう生きるべきか苦悶している。
- 苦悶の末に気を失った。
苦悶の文学作品などの用例
「苦悶」と「苦痛」の違いを解説
「苦悶」に似ている語に「苦痛(くつう)」があります。
「苦痛」は、からだや心に感じる苦しみや痛みがあります。
「苦悶」も「苦痛」も、肉体的または精神的な苦しみをいいます。
しかし「苦悶」には、もだえるという意味がある点が違います。
一方で、「苦痛」は体や心に感じる苦しみや痛みのこと。これは肉体的な痛みや不快感を指すことが多いんだ。
んで、「苦痛」は、文字通り体か心がイタイイタイしてる感じやね。腹が痛いとか、寂しいとか、そんなんが「苦痛」ってことかいな。まぁ、どっちも苦しいけど、その苦しみ方がちょっと違うわけやな。
つまり、とてもつらくて、どうしようもなく苦しんでいることを意味しているんだ。