君臨の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
君臨
【読み方】
くんりん
【意味】
①主君として国家を統治すること。
②ある分野で、強大な力を持って他を支配すること。
それと、もう1つは「すごい力持ってる人がみんなを引っ張る」ってことかいな。どっちも「大きな力を持ってる人」のことを言うんやね。すごいなあ、なんかかっこええ言葉やな。
【語源・由来】
「君」は「民を支配する者。王侯。」
「臨」は「高い所から見おろす。」
【類義語】
統治、掌握、支配
【対義語】
従属
君臨(くんりん)の解説
「君臨」という言葉は、大きく分けて2つの意味があるんだよ。
1つ目の意味は、「主君として国家を統治すること」。これはね、昔の王様や天皇などが、国を治めるということを表しているんだ。国を支配して、国の中で一番偉い人が、どう国を良くするか、どう人々を幸せにするかを決める役割を担っているんだよ。
2つ目の意味は、「ある分野で、強大な力を持って他を支配すること」。これは、たとえばスポーツやビジネスの世界で、とても強くて、みんなが認めるくらいすごい能力を持った人がいるとするね。その人がその分野で、他の人よりもずっと影響力があって、みんなから尊敬されたり、憧れられたりすることを言うんだ。
例えば、「業界に君臨する大物」という表現は、その業界でとても強い影響力を持っていて、他の人たちをリードしているような人のことを言うんだよ。この人が何を言ったり、どんなことをするかで、その業界の流れが変わるくらい大きな力を持っているっていう意味なんだ。
だから、「君臨」という言葉は、国を治める偉い人や、ある分野で圧倒的な力を持っている人を表す言葉なんだね。
君臨(くんりん)の使い方
君臨(くんりん)の例文
- 君臨すれども統治せず、国王は政治的実権を有しない。
- 彼らは長い間日本の音楽界の頂点に君臨する。
- 彼は王として、国民の上に君臨している。
- カリスマ性がある彼が君臨している時は、引き抜きや離職者はゼロに等しかった。
- トップランナーとして君臨し続けた。
君臨の文学作品などの用例
「君臨」と「降臨」の違いを解説
「君臨」に似ている語に「降臨(こうりん)」があります。
「降臨」とは、
①天上に住むとされる神仏が地上に来臨すること。
②他人を敬って、その出席をいう語。
という意味です。
「君臨」は、統治すること、他を支配することという意味で使われます。
しかし「降臨」は、神仏があまくだること、貴人の来訪をいう言葉なので意味が違います。
一方で、「降臨」は、神様や仏様などが天から地上に下りてくることを意味する言葉だ。また、非常にすごい人がどこかに現れることを敬って言う場合にも使われるんだ。
それに対して、「降臨」は、神様がふっと地上に現れるみたいな、すごいことが起こることを言うんやな。それに、特別な人が来ることを言うときにも使うんやね。どっちもすごいけど、ちゃんと使い分けなあかんな。
もう一つは、ある分野で圧倒的な力を持って、他のものや人を支配することを意味しているんだよ。