去来の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
去来
【読み方】
きょらい
【意味】
①去ることと来ること。行ったり来たりすること。ゆきき。往来。
②過去と未来。
もう一つは、「昔のこと(過去)とこれからのこと(未来)」を指すんやね。一つの言葉で、動きのことや時間のこと、両方の意味があるんやな。便利な言葉やで。
【語源・由来】
「去」は「その場から離れていく。さる。」
「来」は「こちらにくる。近づいてくる。」
【類義語】
往来
去来(きょらい)の解説
「去来」という言葉には、2つの意味があるんだ。
最初の意味は、「去ることと来ること」、つまり「行ったり来たりすること」だよ。これはね、何かが一箇所から別の箇所へ動くことを意味しているんだ。道を行ったり来たりする人々の動きを想像すると分かりやすいかな。また、日本語で「ゆきき」や「往来」とも言うよ。
たとえばね、「これまでの様々な思い出が去来した」と言うと、いろいろな過去の出来事や思い出が、その人の心の中で行ったり来たりしている様子を表しているんだ。例えば、楽しかったこと、悲しかったこと、驚いたことなど、いろんな思い出が心の中で浮かんできたり消えたりしているんだよ。
次の意味は「過去と未来」だよ。これは、時間に関することを示していて、人の考えや感じることが過去の出来事やこれからの出来事の間を行ったり来たりすることを指しているんだ。つまり、過ぎ去ったことやこれから起こるかもしれないことについて考えることを言うんだね。
だから、「去来」という言葉は、物理的にどこかへ行ったり来たりすることや、心の中や考えの中で過去のことや未来のことが行ったり来たりすることを表すんだよ。
去来(きょらい)の使い方
去来(きょらい)の例文
- 思い出が脳裏に去来する。
- ここに来るまでに頭に去来した考えをともこちゃんに伝えた。
- 母への感謝の念が去来した。
- アイドルグループ解散を目前に控え、去来する思いをメンバーに聞きました。
- 犬は散歩中、どんな思いが去来しているのだろう。
去来の文学作品などの用例
「心に去来する」とは?
「去来」は、「心に去来する」という表現で使われることがあります。
「心に去来する」とは、心の中に浮かんだり消えたりすることをいいます。
頭の中にあることがちょっと思い出されたり、ふと忘れたりする感じだね。
心の中でふわっと浮かんできて、しばらくするとふっと消える。そんな感じのことを「心に去来する」と言うんやね。
【例文】
- 様々な思いが心に去来しました。
- 10代の少年少女の心に去来する感情を丁寧に表現してある秀逸な作品です。
二つ目は、過去と未来、すなわち時間の流れに関連する意味があるんだね。