境遇の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
境遇
【読み方】
きょうぐう
【意味】
その人が置かれた、家庭環境・経済状態・人間関係などの状況。身の上。境涯。
みんなそれぞれ違う「背景」や「状況」を持ってるんやってことやね。それが「境遇」やなんやね。
【語源・由来】
「境」は「人が置かれた状態。立場。ありさま。ようす。」
「遇」は「よい運にめぐりあう。めぐりあわせ。」
【類義語】
身の上、境涯、環境
境遇(きょうぐう)の解説
「境遇」という言葉は、人の生まれ育った環境や、その人が現在どんな状況にいるのかを示す言葉なんだよ。
例えば、家族の構成や、家の経済的な状況、友だちや同僚との関係、学校や職場の状態など、人の生活に関わるさまざまな要因や条件を指すんだ。これらの状況や背景が、その人の「境遇」というわけだよ。
「恵まれた境遇に育つ」というのは、良い家庭環境や経済的に安定している状態で、問題なく育てられたことを示しているんだ。つまり、その人は幸運な環境で育ったということだね。
また、「困難な境遇にもめげず、大学進学を目指している」というのは、その人が厳しい状況や困難な環境にある中でも、強い意志を持って大学に進学しようと努力していることを示しているよ。この場合の「境遇」は、おそらく経済的な困難や家庭の状況など、大学に進学するのが難しい背景を指しているんだろうね。
だから、「境遇」とは、人の生活やその背景、そしてその人が直面している状況や環境全般を示す言葉なんだよ。
境遇(きょうぐう)の使い方
境遇(きょうぐう)の例文
- 様々な境遇の人々の婚活を描いたストーリーです。
- 彼らが置かれた境遇に政治家として真摯に向き合う。
- 僕が悪いわけではない、境遇が悪いんだ。
- 年齢も境遇も掛け離れた二人が偶然出会った。
- どんなにつらく苦しい境遇でも、救ってくれる光があると信じている。
境遇の文学作品などの用例
「同じ境遇の人」とは?
「境遇」を用いた表現の一つに「同じ境遇の人」があります。
「同じ境遇の人」とは、同一の家庭環境・経済状態・人間関係などの状況に置かれた人という意味です。
同じような経験をしているか、現在の立場や条件が似ていると言える人のことを言うんだよ。
例えば、同じ町で育ったり、同じような家庭で大変だったりする人たちのことを指すんやな。ちょうど、同じ船に乗ってる人たちみたいなもんか。同じ環境なら、わかり合えることも多いやろしね。
【例文】
- 同じ境遇の人に仲間だよと伝え助け合う。
- 同じ境遇の人の話を聞いてみたら、視野が開けた。
- 自分と同じ境遇の人の力になりたい。