糾弾の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
糾弾
【読み方】
きゅうだん
【意味】
罪状を問いただして非難すること。
ちゃんと間違いや悪いところを指摘するんやな、これは。ちょっと厳しい感じの言葉やね。
【語源・由来】
「糾」は「ただす。しらべる。」弾」は「ただす。せめる。」
【類義語】
非難、弾劾、非議、問責、指弾
糾弾(きゅうだん)の解説
「糾弾」という言葉はね、大きな非難や強い責め立てをすること、特に誰かの悪い行為や罪について、しっかりと問いただすという意味なんだよ。
例えば、「汚職収賄を糾弾する」というのは、公の場で不正や汚職に関する悪い行為を明らかにし、それを厳しく非難する、ということを言っているんだ。汚職や収賄というのは、お金や利益を不正に得る行為で、それを「糾弾する」っていうのは、その悪いことを大きな声で告発し、問題にするってことなんだね。
また、「政府が最も「断乎」糾弾すべき本体は、このサボタージュのそれにある」〈私たちの建設・宮本百合子〉っていう文章は、まず、「断乎」というのは、とても力強く、またはしっかりとという意味で使われているんだ。そして「サボタージュ」という言葉は、何かの計画や活動を故意に妨害する行為を指すんだ。要するに、政府はとても強く、妨害行為を非難しなければならない、という意味になるよ。
ちなみに、「糾弾」という言葉は「糺弾」とも書くことができるよ。これは同じ意味で、どちらの書き方も正しいんだ。
だから、「糾弾」という言葉は、何か悪いことや罪を厳しく告発し、非難することを表しているんだね。
糾弾(きゅうだん)の使い方
糾弾(きゅうだん)の例文
- 汚職を糾弾する。
- 不明瞭な政治資金を糾弾する。
- 健太くんは激しい糾弾を受けた。
- 裏切り者として糾弾された。
- 賄賂を受け取ったとして糾弾された。
糾弾の文学作品などの用例
「糾弾」と「弾劾」の違いを解説
「糾弾」に似た言葉に「弾劾」があります。
「弾劾」は
①罪や不正をあばき責任を追及すること。きびしく人を攻撃すること。
②公務員の罷免手続きの一つ。
「糾弾」と「弾劾」の違いは
「糾弾」・・・非難はするが、相手に責任を取らせる意味はない。
「弾劾」・・・公の場で犯罪や不正行為を明らかにして、罪を犯した人に責任を取るよう求める。主に公務員に対して使われます。
一方で、「弾劾」はより公式な場や法的な文脈で、特に公務員などの不正や罪を追及し、その職からの解任を求める手続きを指すこともあるよ。
対して、「弾劾」は、公の人たちが悪いことしたら、それをしっかり暴いて、場合によってはその職からおろす、っていうよりガチなやつやろ。ちょっと言葉は似てるけど、使う場面や意味合いがちゃうんやな。