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「真心」の意味と使い方や例文!「誠意」「思いやり」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
真心

【読み方】
まごころ

【意味】
真実の心。偽りや飾りのない心。誠意。

【語源・由来】
真実の心の意。

【類義語】
誠意、実、真情、誠

【対義語】
邪心

真心(まごころ)の使い方

健太
ともこちゃん。手編みのセーターをありがとう。
ともこ
あたたかい?
健太
真心がこもっているせいか、とてもあたたかいよ。
ともこ
良かったわ。

真心(まごころ)の例文

  1. 真心のこもった贈り物をありがとう。
  2. 造り手の真心が感じられる。
  3. この店のサービスは、真心がこもっていて素晴らしい。
  4. 真心とは、よくもあしくも生まれたるままのこころをいう。
  5. 真心を込めて客をもてなす。

「真心」と「誠意」「思いやり」の違いは?

真心」に似ている語に「誠意(せいい)」「思いやり」があります。

「真心」と「誠意」の違いは?

誠意」は、「私利・私欲を離れて、正直に熱心に事にあたる心。まごころ。」という意味です。

真心」も「誠意」も、うそいつわりのない心という意味です。

しかし「真心」が、個人的なことに対して使われるのに対し、「誠意」は、個人・組織両方に対して使う点が違います。

「真心」と「思いやり」の違いは?

思いやり」は、
①他人の身の上や心情に心を配ること。また、その気持ち。同情。
②想像。推察。
③思慮。分別。

という意味です。

真心」は、相手のことを親身に思いやる心をいいます。

対して「思いやり」は、相手に対する心づかいや気づかいをいうので意味が違います。