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「枚挙」の意味と使い方や例文!「枚挙にいとまがない」とは?(類義語)

【二字熟語】
枚挙

【読み方】
まいきょ

【意味】
いちいち数え上げること。一つ一つ数えたてること。

【語源・由来】
「枚」は、もと種種の物をかぞえた助動詞。

【類義語】
列挙

枚挙(まいきょ)の使い方

健太
また、ともこちゃんが壇上で表彰されるの?
ともこ
今回は絵画コンクールで県知事賞をとったの。
健太
ともこちゃんの受賞歴は枚挙にいとまがないね。
ともこ
通知表の特別活動の欄が真っ黒なのよ。

枚挙(まいきょ)の例文

  1. 因習のもたらす弊害は枚挙にいとまがないほど多い。
  2. ギャンブルで身を持ち崩した例は枚挙にいとまがない。
  3. 見おとしがないように枚挙する。
  4. 健太くんの失敗はキリがないのでいちいち枚挙しない。
  5. 枚挙帰納法において、全ての場合を網羅している場合を完全帰納法といいます。

「枚挙にいとまがない」とは?

枚挙」は「枚挙にいとまがない」という表現で使われます。

枚挙にいとまがない」の漢字には「遑が無い」「遑がない」「暇がない」があります。

いとま」は時間の余裕のことで、たくさんありすぎていちいち数え切れないという意味です。

「この種の事件は枚挙にいとまがない。」「彼の功績は枚挙にいとまがない。」というように、良いことにも悪いことにも使われます。

数の多いことを強調していう表現です。