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「満腔」の意味と使い方や例文!「満腔の謝意」とは?(類義語)

【二字熟語】
満腔

【読み方】
まんこう

【意味】
からだじゅう。満身。まんくう。

【語源・由来】
「満」は「全体に行き渡る。全部の。」
「腔」は「体内で空になっている所。」

【類義語】
五体、全身全霊

満腔(まんこう)の使い方

ともこ
健太くんはレギュラーに選ばれる自信はあるの?
健太
満腔の自信をもって、レギュラーに選ばれると言えるよ。
ともこ
その自信はどこから来るの?
健太
僕は天才だからね。僕が一番レギュラーにふさわしいよ。間違いない。

満腔(まんこう)の例文

  1. 子供の虐待のニュースを見るたびに、私は満腔の怒りで震える。
  2. 彼の労に対して満腔の謝意を表する。
  3. 彼らの考えには、満腔の想いで同意する。
  4. この物質的に何らの功能もない述作的労力の裡には彼の生命がある。彼の気魄が滴々の墨汁と化して、一字一画に満腔の精神が飛動している。(夏目漱石、野分)
  5. 満腔の敬意をもって社長に仕えている。

「満腔の謝意」とは?

満腔」を用いた表現の一つに「満腔の謝意(まんこうのしゃい)」があります。

満腔の謝意」とは、心からの感謝の気持ちという意味です。

【例文】

  1. この作品に関わっていただいた皆様に満腔の謝意を表します。
  2. 礼状を書き、彼らに満腔の謝意を表した。
  3. 私たちの意図をくみ取って、最高の家を作ってくれたことに満腔の謝意を表します。