【二字熟語】
見物
【読み方】
みもの
【意味】
①見るだけの値打ちのあるもの。見てすばらしいと感じるもの。
②見物すること。また、その人。
【語源・由来】
「見」は「みる。みえる。」
「物」は「もの。ものごと。」
【類義語】
見所
見物(みもの)の使い方
川沿いの桜が満開だったよ。
へえ。見に行かないといけないわね。
ライトアップされた桜は見物だそうだよ。
幻想的できれいなんでしょうね。
見物(みもの)の例文
- そいつは見物だな。
- 優勝の行く末を占う上で、この試合は終盤が見物だ。
- 彼のこれからが見物だ。
- 今回の選挙結果がどうなるか見物です。
- 昨日のサッカーの試合はなかなかの見物だったよ。
「見物」と「見所」の違いは?
「見物」に似てる語に「見所(みどころ)」があります。
「見所」は、
①見るべきところ。見る価値のあるところ。また、見落としてはならない点。
②今後を期待できる優れた点。将来性。
③見て判断のよりどころとする点。めじるし。
という意味です。
「見物」も「見所」も、見るだけの値打ちのあるものという意味は同じです。
しかし「見物」には、「見物すること。また、その人。」という意味がありますが「見所」にその意味はありません。
さらに「見所」には、「見落としてはならない点。今後を期待できる優れた点。将来性。見て判断のよりどころとする点。」という意味がありますが、「見物」にそれらの意味はありません。