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「未来」の意味と使い方や例文!「将来」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
未来

【読み方】
みらい

【意味】
①現在のあとに来る時。これから来る時。将来。
②仏語。三世 (さんぜ) の一。死後の世。来世。後世 (ごせ) 。未来世。
③主として西欧語の文法で、時制の一。過去・現在に対して、これから実現するものとして述べる場合の語法。動詞の語形変化で示される。

【語源・由来】
「未」は「まだ…しない。」
「来」は「時間的に、これからくる。」

【類義語】
今後、将来

【対義語】
過去、現在、原点

未来(みらい)の使い方

健太
つらいなあ。
ともこ
未来永劫この状態が続くわけじゃないのよ。
健太
そうだね。今だけだよね。
ともこ
頑張って今を乗り切りましょう。

未来(みらい)の例文

  1. 日本の未来を担う若者を大事にするべきだ。
  2. 我々の前途には、明るい未来が待っている。
  3. 未来を予言する。
  4. 子供たちの未来を守る。
  5. 日本の未来を左右する重大な決断だ。

「未来」と「将来」の違いは?

未来」に似ている語に「将来(しょうらい)」があります。

将来」は、
①将 (まさ) に来 (きた) らんとする時の意から。これから先。未来。前途。副詞的にも用いる。
②引き連れてくること。特に、外国など他の土地から持ってくること。
③ある状態や結果を招くこと。招来。

という意味です。

将来」も「未来」も、現在より後のことをいいます。

しかし「将来は、看護師になりたい」というように、10年後くらいならば「未来」は使わず「将来」を使うことが多いです。

また、「千年先の未来を想像する」というように、はるか先をいう場合には「将来」は使わず、「未来」を使うことが多いです。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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