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「最早」の意味と使い方や例文!「最速」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
最早

【読み方】
もはや

【意味】
今となっては。もう。すでに。

【語源・由来】
もうはやの変化。

【類義語】
もう、すでに

最早(もはや)の使い方

健太
ゲリラ豪雨が増えたよね。
ともこ
最早ゲリラとは言えないくらいの回数よね。
健太
ゲリラ豪雨は、災害につながるような、まれにしか観測しない雨量の降雨に対して使われる表現なんだよね。
ともこ
最早、まれじゃないわ。頻繁よ。

最早(もはや)の例文

  1. こうなってしまっては、最早手の打ちようがない。
  2. このお三輪が震災に逢った頃は最早六十の上を三つも四つも越していた。(島崎藤村、食堂)
  3. 気が付いた時には、最早ともこちゃんの姿は無かった。
  4. 最早、昔の面影は少しも残っていない。
  5. 彼の名声は最早過去のものだ。

「最早」と「最速」の違いは?

最早」に似ていることばに「最速(さいそく)」があります。

最速」は、最も速いことという意味です。

最早」は、「最も早い」、「最速」は「最も速い」と書くので似ていますが、「最早」は、「もうはや」が変化した語で、今となってはという意味で使われ、「最速」のような「最も」という意味はありません。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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