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「文盲」の意味と使い方や例文!差別用語になる?(類義語・対義語)

【二字熟語】
文盲

【読み方】
もんもう

【意味】
文字の読み書きができないこと。無学なこと。また、その人。

【語源・由来】
「盲」は「ある感覚が欠如していること。」

【類義語】
無筆

文盲(もんもう)の使い方

ともこ
健太くん。これを読み上げてくれる?
健太
僕は文盲だから読み書きができないんだよ。
ともこ
そうだったの?義務教育はどうしたの?
健太
無戸籍で学校に行けなかった上に、ネグレクトで放っておかれたんだ。 

文盲(もんもう)の例文

  1. 女性が教育を受ける権利が無かった時代、文字も書けない文盲な女性は珍しくなかった。
  2. 文盲のために職を得ることができなかった。
  3. より多くの外国語を話せることが有利になるこの時代に、文盲は不利だ。
  4. 彼は文盲だったが不幸ではなかった。
  5. 文盲だった彼は、成人してから文字の読み書きを覚えた。

差別用語になる?

文盲」は、視覚障害の「盲目」と文字の読み書きを結び付けた語なので、差別的な語になります。

現在では、同じ意味で「非識字」を使われるようになりました。

古い本には「文盲」という表記が残っていることがありますが使わないようにしましょう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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