【二字熟語】
蒙昧
【読み方】
もうまい
【意味】
知識が開けず、物事の道理に昧(くら)いこと。
【語源・由来】
「蒙」は「くらい。物知らずで道理がわからない。」
「昧」は「道理がわからない。」
【類義語】
愚昧、暗愚
【対義語】
博覧強記
蒙昧(もうまい)の使い方
医者って上から目線な人が多いよね。
医者からすれば患者はすべて無知蒙昧だからね。
患者が病気に詳しかったら医者の存在意味がないじゃないか。
患者が病気に詳しくなっても薬を処方する権限がないから、やっぱり医者の方が立場は上なのよ。
蒙昧(もうまい)の例文
- 蒙昧な田舎弁護士と馬鹿にされた。
- 無知蒙昧の徒に何を言っても無駄である。
- 蒙昧な少年だった健太くんがノーベル賞を受賞するとは驚きだ。
- それを正義だと信じている無知蒙昧な輩は多い。
- 本を読まない人は無知蒙昧なまま人生が終わる。
無知蒙昧(むちもうまい)とは?
「蒙昧」を使った四字熟語に「無知蒙昧(むちもうまい)」があります。
「無知蒙昧」とは知恵や学問がなく、愚かなさまという意味です。
「無知」は「知識がないこと。また、知恵がないこと。」という意味です。
「無知蒙昧のやから」などの形で、他人を軽んじていう時に用いられることが多いです。
「無知」を「無恥」「蒙昧」を「蒙味」と書き誤ることが多いので注意しましょう。
【類義語】
- 一文不通(いちもんふつう)
- 無学浅識(むがくせんしき)
- 無学無識(むがくむしき)
- 無学無知(むがくむち)
- 無学文盲(むがくもんもう)