【二字熟語】
難詰
【読み方】
なんきつ
【意味】
手きびしく非難すること。きびしく問いつめること。
【語源・由来】
「難」は「非を責める。なじる。」
「詰」は「なじる。せめる。といつめる。」
【類義語】
非難
難詰(なんきつ)の使い方
健太くん。何で花壇を荒らすの?どうして?大事にしていることを知っているでしょう?
そんなに難詰しないで。話を聞いて。
花壇を荒らしていい正当な理由なんてあるわけ無いわ。
怪我をした小鳥が花壇に逃げ込んだんだ。助けるために、結果として花壇を踏み荒らすことになってしまっただけなんだよ。
難詰(なんきつ)の例文
- 健太くんのせいで事態が悪化したのだと、彼女は健太くんを難詰した。
- 納得がいかないので、責任者を呼んで難詰する。
- 健太くんが掃除当番を放棄して帰宅したことを難詰した。
- 健太くんに、面と向かってその非を難詰しようと思った。
- 新聞社に、その記事に関して社長の名で難詰文を送った。
「不注意を難詰する」とは?
「難詰」を用いた表現の一つに「不注意を難詰する(ふちゅういをなんきつする)」があります。
「不注意を難詰する」とは、注意が足りないことやうかつなことを手きびしく非難したり、きびしく問いつめることをいいます。
【例文】
- 不注意を難詰したら、そのバイトがやめてしまった。
- 虫の居所が悪かった彼は、健太くんの不注意を難詰した。
- 不注意を難詰されたともこちゃんは泣き出しました。