嗚咽の読み方・意味とは？（類義語・対義語）
【二字熟語】
嗚咽
【読み方】
おえつ
【意味】
声をつまらせて泣くこと。むせび泣き。
そやな。それは、「声を詰まらせて泣く」ことやな。感情があふれて、言葉にならずに声だけが出てくるんやな。
とても深い悲しみや感動を表してるんや。なるほどな、人が悲しんでるときの様子を表す言葉やな。
【語源・由来】
「嗚」は「ああ。嘆息・感嘆の声。」
「咽」は「むせぶ。声がつまる。ふさがる。」
【類義語】
むせび泣く、さめざめと泣く、すすり泣く
【対義語】
歓声、慟哭
嗚咽（おえつ）の解説
カンタン！解説
「嗚咽」っていう言葉は、声を詰まらせて泣くこと、つまり、深い悲しみや苦しみから来る泣き声を表しているんだよ。
例えば、「遺体にすがって嗚咽する」っていう表現は、亡くなった人の体にしがみつきながら、深い悲しみで声を詰まらせて泣く様子を描いているんだ。
「嗚咽」は、通常、とても強い感情、特に悲しみや絶望が引き起こす泣き声を表すために使われるんだ。
だから、この言葉を使うときは、ほとんどの場合、非常に悲しい、または困難な状況を描写しているんだよ。
嗚咽（おえつ）の使い方
あちこちで嗚咽の声が漏れたね。
地震で亡くなった方の身元確認を終えた家族の悲しみの声ね。
災害を事前に知ることができるようにしたいな。
実現したら、多くの人を救うことができるわね。
嗚咽（おえつ）の例文
- 嗚咽のために言葉にならない。
- 嗚咽がこみ上げる。
- 嗚咽の声が聞こえてきた。
- ともこちゃんは、悲しみのあまり嗚咽した。
- 嗚咽しながら、懸命に言葉を紡いだ。
嗚咽の文学作品などの用例
「嗚咽を漏らす」とは？
「嗚咽」を用いた表現の一つに「嗚咽を漏らす（おえつをもらす）」があります。
「嗚咽を漏らす」とは、泣き声にならない声を漏らして泣くことをいいます。
「嗚咽を漏らす」という表現は、泣き声とはならない小さな声を出して泣く様子を表すんだよ。
これは、悲しみや苦しみがあふれ出て、言葉にならないほど感情が高まった時に使われる表現なんだ。
あーなるほどな。それはつまり、「泣き声にならへん小さい声を出して泣く」ってことやな。
これは、悲しんだり、苦しんだりして、もう言葉にならへんほどの感情があふれ出てきた時の様子を言うんやな。そんな感情が強くなったときの表現なんやな。
【例文】
- 訃報の知らせに健太くんは嗚咽を漏らした。
- ともこちゃんは、悲しみをこらえきれず嗚咽を漏らした。
とても悲しみが深いときや、感情が高ぶって泣いてしまう様子を表現しているんだ。