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「乱発」の意味と使い方や例文!「濫発」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
乱発

「濫発」とも書く。

【読み方】
らんぱつ

【意味】
①むやみに発行すること。
②むやみに発射すること。

【語源・由来】
「乱」 は、「濫」と通用。一定の枠を外れたさまをいう。
「発」は、発行、発射の意。

【類義語】
多用、闇雲な発行

乱発(らんぱつ)の使い方

健太
国民栄誉賞を乱発しすぎじゃないかな。
ともこ
あまり乱発するとありがたみが無いわよね。
健太
うすっぺらい賞に成り下がるよね。
ともこ
もらった方もうれしくないわよね。

乱発(らんぱつ)の例文

  1. 紙幣の乱発でインフレが起こった。
  2. 免罪符の乱発が、ルターの宗教革命につながった。
  3. イエローカードが乱発される荒れた試合展開になった。
  4. 犯人は、自暴自棄になって銃を乱発したという。
  5. 強行採決を乱発し、野党や国民の反感を買った。

「乱発」と「濫発」の違いは?

乱発」は「濫発」とも書きます。

濫発」の「」は、「乱発」の「」と通用し、新聞では「乱発」と表記されます。

なので「濫発」と「乱発」は同じ意味です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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