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「劣化」の意味と使い方や例文!「老化」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
劣化

【読み方】
れっか

【意味】
性能・品質などが低下して以前より劣ってくること。

【語源・由来】
劣ってくる意。

【類義語】
悪化、退化、衰弱、低下、腐食、老朽、老化

【対義語】
刷新、新装、新設、上達、強化

劣化(れっか)の使い方

ともこ
このビル、工事をしているの?
健太
雨漏りや建物の劣化を防ぐために、屋上の防水工事をしているらしいよ。
ともこ
ビルってそんな工事が必要なのね。
健太
維持管理が大変だよね。

劣化(れっか)の例文

  1. 故障原因は、経年劣化です。
  2. 温度の高い所に置くと劣化が進みます。
  3. コンクリートの劣化対策をする。
  4. 充電しながらの使用は、バッテリーが劣化しやすくなる。
  5. 絶縁体が劣化した。

「劣化」と「老化」の違いは?

劣化」に似ている語に「老化(ろうか)」があります。

老化」は、
①年をとるに従って、肉体的、精神的機能が衰えること。
②ゴムや膠質 (こうしつ) 溶液などが、時間の経過につれて変質・劣化すること。

という意味です。

劣化」も「老化」も、時間の経過につれて品質低下することをいいます。

しかし「老化」には、生き物が年をとるに従って、肉体的、精神的機能が衰えることという意味があります。

対して「劣化」は、主に物に対して使われ、人に対して使いません。

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