姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「狼藉」の意味と使い方や例文!「狼藉を働く」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
狼藉

【読み方】
ろうぜき

【意味】
①無法な荒々しい振る舞い。乱暴な行い。
②物が乱雑に取り散らかっているさま。

【語源・由来】
「史記」滑稽伝による。狼 (おおかみ) は寝るとき下草を藉 (ふ) み荒らすところから。

【類義語】
暴行、愚行、愚挙、非行、乱行、醜行、暴力

狼藉(ろうぜき)の使い方

健太
あれだけの狼藉を働いたのに、彼は不問に処されたの?
ともこ
家柄がすべてよね。
健太
彼は、一生反省しないじゃないか。
ともこ
そうやって育った人が、本当に幸せになるのか疑問よ。

狼藉(ろうぜき)の例文

  1. 乱暴狼藉を働く。
  2. 狼藉者に罰をあたえる。
  3. 進軍してきた兵が、無抵抗の市民に狼藉を働いた。
  4. 狼藉の限りを尽くした。
  5. 台風のあとは、花が散り、まさに落花狼藉となった。

「狼藉を働く」とは?

狼藉」は、「狼藉を働く」という表現で使われることが多いです。

狼藉を働く」の「働く」とは、悪事をするという意味です。

狼藉を働く」とは、無法な荒々しい振る舞いをするという意味です。

【例文】
・金品を強奪するなどの狼藉を働いた。
狼藉を働いて、皆を困らせた。