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「連中」の意味と使い方や例文!失礼で軽蔑した表現になる?(類義語)

【二字熟語】
連中

【読み方】
れんちゅう

「れんじゅう」とも読む。

【意味】
仲間である者たち。また、同じようなことをする者たちをひとまとめにしていう語。親しみ、あるいは軽蔑 (けいべつ) を込めていう。

【語源・由来】
「連」は「つれ。仲間。」
「中」は「仲間うち。」

【類義語】
人人、方方

連中(れんちゅう)の使い方

健太
彼らは気のいい連中だよね。
ともこ
そうね。同じクラスで良かったわね。
健太
また同じクラスになるといいな。
ともこ
そうなったら楽しいでしょうね。

連中(れんちゅう)の例文

  1. 味にうるさい連中だから、出す料理に気を使う。
  2. 向こうのおばさん連中がうるさい。
  3. おろかな連中には、言いたいことを言わせておけばいい。
  4. 会社の連中と飲みに行く。
  5. 臆病な連中ほど、事が起こった時に大騒ぎする。

失礼で軽蔑した表現になる?

連中」は、よく、「ああいう連中とはつき合わない方が良い」という表現で使われるため、失礼で軽蔑した表現と思われています。

しかし「連中」は、「仲間の人たち」という意味であり、仲間うちに対しては親しみをこめて、部外者に対しては軽い侮蔑の意をこめて使うことが多いです。

【親しみの例文】
・町内会の連中が集まる。

【軽蔑の例文】
・あの連中には困っている。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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